アルク 翻訳。 アルクの映像翻訳講座を受けました。全レッスンの受講レビュー

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アルク 翻訳

今年の年末は寂しいことがあった。 オンライン辞書の草分け的存在、『英辞郎』で知られるアルク社が長年にわたり発行してきた『翻訳事典』の休刊が決まったのだ。 恒例行事のようになっていた記事の執筆依頼や授業風景の取材がない。 今後翻訳に関する情報はデジタルメディアを通じて発信していくという。 1996年に日本映像翻訳アカデミー(JVTA)が開校した時、私は「『翻訳事典』に映像翻訳というカテゴリーを定着させる!」、「映像翻訳の素晴らしさを署名記事で書く!」という2つの目標を打ち立てた。 『翻訳事典』は翻訳者を目指す人にとって影響力がある年刊だったからだ。 2つの目標は幸い数年後に達成することができたが、拡大し続ける映像翻訳業界の実情や学びの現場を丁寧に紹介してくれる媒体として、『翻訳事典』は私たちに寄り添い続けてくれた。 そんなご縁から、1998年から2015年まで、アルクとJVTAは「映画字幕翻訳コンテスト」を共同開催した。 (応募したことがある!)という方も多いはずだ。 課題の選定から審査まで、毎年たいへんな作業だったが、映像翻訳という新たな職能の魅力と重要性を社会に広める役割を果たしたという自負がある。 こうしたプロジェクトを発展させて生まれたのが、二社の共同事業『映像翻訳Web講座』だ。 「映像翻訳を学びたい人から居住地や時間の制約を取り払いたい」。 私たちのそんな思いに、アルクは二つ返事でOKを出してくれた。 アルクという会社が好きだ。 でもそれは、長く仕事を一緒にしてきたからだけではない。 アルクという会社には「語学の習得に人生の多くの時間を重ねてきた人と、共に歩む」というミッションを持つ私たちが見習うべき何かがある。 今年10月、アルクの創立50周年記念パーティーが催された。 創業者兼最高顧問の平本照麿さん、長きにわたり私たちを応援してくれている取締役の飛田豊彦さん、そしてスタッフの皆さんの言葉に触れながら、私の思いが正しいことを実感した。 「英語を使えないとこれからはダメ」、「英語を学ばなければ世間に置いていかれる」。 日本を包み込むそんな気運に乗って生まれた語学学習サービスの会社は星の数ほどある。 大きな成功を収めた会社もあるらしい。 事業分野で言えば、アルクもそれらに重なるだろう。 でも、似て非なる何かがある。 「こうすれば安く、早く英語が習得できて、恥をかかずにすみますよ」、「これくらいのスコアがないと出世できないんだから我慢してやりなさい」という売り方が花盛りだ。 言葉を学ぶという行為は「できればやりたくない人生の障害物」じゃないのだ。 ゴールはどこだ、最短ルートはどれだと右往左往することで人生が彩られるわけがない。 ひたむきに語学の習得に打ち込むという行為は、人としての成長に欠かせない時間だと私は信じている。 アルクの人たちに接すると「言葉の勉強が好きな人が好き」、「今好きでない人は、好きになるようにお手伝いするよ!」という空気が生まれる。 パーティーで創業者の平本さんは「これからの時代、最新のテクノロジーを用いて時代に適応した語学学習が必要だ」とおっしゃっていた。 『翻訳事典』の休刊もその一つだろう。 しかし、それは手段の話にすぎない。 言葉を学ぶ方々を思うアルクの社風は、今もこれからも変わらないと確信した。 だから良かった」。 やせ我慢と言われるかもしれないが、それが私の信条だ。 アルクという会社は、それで正しいよと教えてくれる。 だからファンなのだ。 ————————————————— Tipping Point~My Favorite Movies~ by 新楽直樹(JVTAグループ代表) 学校代表・新楽直樹のコラム。 映像翻訳者はもちろん、自立したプロフェッショナルはどうあるべきかを自身の経験から綴ります。 気になる映画やテレビ番組、お薦めの本などについてのコメントも。 ふと出会う小さな発見や気づきが、何かにつながって…。

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Excite Translator

アルク 翻訳

アルクの映像翻訳通信講座とは 英語の通信教育やテキスト販売をしているが、映像翻訳アカデミーと連携して提供している通信講座です。 映像翻訳アカデミーは、東京にある映像翻訳に特化しているスクールです。 東京のスクールに通わずとも通信で受講できてしまうのが、。 受講からデビューまで、全てオンラインで完結してしまいます。 私は以前より翻訳に興味があり、特に映像翻訳はやってみたい仕事でした。 でも海外で住んでいることもあり、東京のスクールへの通学は叶わなかったんですよね。 そんな時にアルクのを知り、実際に受講を決意しました。 海外でも受講ができるので、地方に住んでいても海外に住んでいても問題なく受講できます。 コースは基礎のベーシックコースからスタートし、段階的に難易度や量が増えていきます。 ・ベーシックコース ・プラクティスコース ・アドバンスコース ・プロフェッショナルコース 私はベーシックからプロフェッショナルまで、全てのコースを受講しました。 どんな通信講座?(実際の体験談) 実際に通信講座を受けてみて感想と内容をレビューします。 何も知らなくてもスタートできる? 初めは全員 ベーシックコースからスタートします。 ベーシックコースでは基礎を学びます。 映像翻訳にはルールがいくつかあるのですが、テキストやビデオ教材を使用しながら学んでいくことができます。 実際に受講してみて不安に感じることはありませんでした。 申し込むと資料が届くのですが、「映像翻訳ハンドブック」という冊子があり、基礎情報が載っています。 そしてビデオ教材もあるので、冊子でイマイチわからないことがあってもビデオの講師が丁寧に説明をしてくれます。 だから「映像翻訳のことは何も知らない」という方にも安心。 教材がしっかり作られているので、知識ゼロでも全く問題ありません。 全てオンラインだから地方や海外にいても受講できる 毎回出される課題は、専用ページからアクセスして指示や映像を確認します。 課題を終えたら、専用ページで提出します。 全てWeb上で完結できるので、どこに住んでいようと関係ありません。 私はタイから受講しましたが、不便さを感じたことは一度もありませんでした。 ネット環境は整える必要がありますが、必要なのはネットとパソコンだけです。 デビューまでどれくらい期間がかかる? ベーシックコースからプロフェッショナルコースまでは、最短で22ヶ月で終了することができます。 私は、コースとコースの間に1ヶ月や2ヶ月の休みを取ったりしていたので、プロフェッショナルコースにいくまでに 2年以上かかりました。 仕事との両立を考えながら自分のペースで取っていました。 こんな風に今の生活の状況に合わせながら受講ができるのは、とても助かりましたね。 サポートは? サポートはしっかりしていました。 課題を提出する際に質問ができるので、確認したいことや聞きたいことはなんでも聞けます。 課題が返却される時に、質問の返答がされます。 課題の採点は、とても気に入りました。 良かったポイントと向上すべきポイントを両方書いてくれているんです。 私はヘナチョコなので、赤ペンでびっしりとダメ出しされてたら、すぐにヘコタレていたと思います。 でも「ここが良くできている」「きちんと理解できている」というポイントも記載してくれているので自信がつきます。 しかもアドバイスをしてくれたり、応援もしてくれるんですよ。 通信講座って一人で作業して結構孤独なのですが、生徒が孤独にならないように気を遣ってくれている感じがありました。 これが嬉しかったし、学習が継続できるモチベーションともなりました。 コースが終了するたびに、面談があります。 この面談で学習相談ができますし、映像翻訳という仕事に関して色々と質問もできます。 サポートという面では、かなりしっかりしていたので、不満は一切なかったです。 課題の量は? ベーシックコースの課題の量は、そんなに多くないので、仕事で忙しい方でも子育て中の主婦にも無理なくできる感じですね。 私は仕事で多忙でしたが、課題が提出できなかったことはなかったです。 コースがプラクティス、アドバンスと進むにつれて難易度や作業量は増えます。 課題で使用する映像が、バラエティに富んでいるので、面白かったですね。 プロフェッショナルコースで挫折 私はプロフェッショナルコースで挫折しました。 挫折した理由は2つあります。 一つ目は課題量の多さ。 プロフェッショナルコースは、プロを目指す本格的なコースなので容赦ありません。 課題の量はドンと増えます。 翻訳って訳すだけでなく、訳す内容のことを知っていないといけないので、調べ物の量がハンパないんです。 訳すだけでも必死なのに、調べ物をする時間も膨大でした。 仕事との両立が難しくなり、課題が提出できない状態となってしまいました。 2つめは、本当にやりたいことではないとわかった、ということです。 「映像翻訳って楽しそう〜」と始めてみて、実際にやってみてとても楽しかった。 でも情熱を注げたかというと、そうでもなかったんです。 絶対に映像翻訳家になってやるという情熱があったら、仕事が忙しくたって課題はこなせたハズなんですよね。 でもそこまでの情熱がなかった。 それに気づいた時に、「自分は翻訳はそんなに好きではない」と悟りました。 それで諦めがつきましたね。 プロフェッショナルコースにまで進んでいてもったいないという気もしますが、私は別の道を探すという視点ができたので後悔はしていません。 マイナスポイントは? マイナスポイントはあまり感じない講座でしたが、ストレスに感じた点をお伝えします。 仲間ができない スクールに通学すると、同じ志を持った仲間ができると思いますが、通信講座だと一人っきりなので、その点がツライこともありました。 一人っきりでせっせと頑張って寂しさを感じることはありましたね。 学習者同士で励ましあったりすることができないので、モチベーションの維持が大変かもしれません。 かじってみたい人にも、本気の人にも 私は最終的に映像翻訳家の道は歩まないことを決めましたが、受講してよかったと思っています。 英語力もグンと上がりましたしね。 つぎ込んだお金は・・・考えるのはやめておくことにします。。。 ベーシックコースは決して安い講座ではありませんが、興味があるなら一度受けてみることをお勧めします。 映像翻訳って、知的好奇心をかなりくすぐられる仕事だと思います。 在宅でできるのもメリットですよね。 年齢も今までの経歴も関係なくスタートできます。 興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!.

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英和辞典・和英辞典

アルク 翻訳

今年の年末は寂しいことがあった。 オンライン辞書の草分け的存在、『英辞郎』で知られるアルク社が長年にわたり発行してきた『翻訳事典』の休刊が決まったのだ。 恒例行事のようになっていた記事の執筆依頼や授業風景の取材がない。 今後翻訳に関する情報はデジタルメディアを通じて発信していくという。 1996年に日本映像翻訳アカデミー(JVTA)が開校した時、私は「『翻訳事典』に映像翻訳というカテゴリーを定着させる!」、「映像翻訳の素晴らしさを署名記事で書く!」という2つの目標を打ち立てた。 『翻訳事典』は翻訳者を目指す人にとって影響力がある年刊だったからだ。 2つの目標は幸い数年後に達成することができたが、拡大し続ける映像翻訳業界の実情や学びの現場を丁寧に紹介してくれる媒体として、『翻訳事典』は私たちに寄り添い続けてくれた。 そんなご縁から、1998年から2015年まで、アルクとJVTAは「映画字幕翻訳コンテスト」を共同開催した。 (応募したことがある!)という方も多いはずだ。 課題の選定から審査まで、毎年たいへんな作業だったが、映像翻訳という新たな職能の魅力と重要性を社会に広める役割を果たしたという自負がある。 こうしたプロジェクトを発展させて生まれたのが、二社の共同事業『映像翻訳Web講座』だ。 「映像翻訳を学びたい人から居住地や時間の制約を取り払いたい」。 私たちのそんな思いに、アルクは二つ返事でOKを出してくれた。 アルクという会社が好きだ。 でもそれは、長く仕事を一緒にしてきたからだけではない。 アルクという会社には「語学の習得に人生の多くの時間を重ねてきた人と、共に歩む」というミッションを持つ私たちが見習うべき何かがある。 今年10月、アルクの創立50周年記念パーティーが催された。 創業者兼最高顧問の平本照麿さん、長きにわたり私たちを応援してくれている取締役の飛田豊彦さん、そしてスタッフの皆さんの言葉に触れながら、私の思いが正しいことを実感した。 「英語を使えないとこれからはダメ」、「英語を学ばなければ世間に置いていかれる」。 日本を包み込むそんな気運に乗って生まれた語学学習サービスの会社は星の数ほどある。 大きな成功を収めた会社もあるらしい。 事業分野で言えば、アルクもそれらに重なるだろう。 でも、似て非なる何かがある。 「こうすれば安く、早く英語が習得できて、恥をかかずにすみますよ」、「これくらいのスコアがないと出世できないんだから我慢してやりなさい」という売り方が花盛りだ。 言葉を学ぶという行為は「できればやりたくない人生の障害物」じゃないのだ。 ゴールはどこだ、最短ルートはどれだと右往左往することで人生が彩られるわけがない。 ひたむきに語学の習得に打ち込むという行為は、人としての成長に欠かせない時間だと私は信じている。 アルクの人たちに接すると「言葉の勉強が好きな人が好き」、「今好きでない人は、好きになるようにお手伝いするよ!」という空気が生まれる。 パーティーで創業者の平本さんは「これからの時代、最新のテクノロジーを用いて時代に適応した語学学習が必要だ」とおっしゃっていた。 『翻訳事典』の休刊もその一つだろう。 しかし、それは手段の話にすぎない。 言葉を学ぶ方々を思うアルクの社風は、今もこれからも変わらないと確信した。 だから良かった」。 やせ我慢と言われるかもしれないが、それが私の信条だ。 アルクという会社は、それで正しいよと教えてくれる。 だからファンなのだ。 ————————————————— Tipping Point~My Favorite Movies~ by 新楽直樹(JVTAグループ代表) 学校代表・新楽直樹のコラム。 映像翻訳者はもちろん、自立したプロフェッショナルはどうあるべきかを自身の経験から綴ります。 気になる映画やテレビ番組、お薦めの本などについてのコメントも。 ふと出会う小さな発見や気づきが、何かにつながって…。

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