セル スペクト。 セルスペクト株式会社

セルスペクトと薬王堂、健康などビッグデータ提供 :日本経済新聞

セル スペクト

- 目次 -• 1滴の血液で同時に主要8項目を検査。 全国のドラッグストア店頭で手軽に受検可能に 事業や製品・サービスの紹介 POCT(Point of Care Testing:臨床現場即時検査)のための装置や診断薬の開発、およびこれらを用いた次世代プライマリケアソリューション事業を展開する、セルスペクト株式会社。 POCTを簡単に説明すると、診察室や入院中のベッドサイド、さらには店頭や自宅など、場所を選ばず迅速かつ簡易的に行える検査のこと。 同社が開発した小型の血液検査装置は、1滴の血液で肝機能や脂質、血糖値といった主要8項目の検査を同時に行うことができる。 画像処理技術、診断試薬の製剤化技術、および材料物理学的な技術を横断的に駆使することで、生化学的手法と免疫学的手法という原理が異なる検査を同時に測定可能とした成果だ(特許出願中)。 同社は、東北6県に221店舗(2018年2月末現在)のドラッグストアや調剤薬局を展開する株式会社薬王堂と組み、店頭で低価格かつ手軽に血液検査が受けられる次世代プライマリケアソリューション事業(検体測定室事業)を2018年5月から展開する。 両社はその後、他エリアのドラッグストア、調剤薬局チェーンと提携しながら、日本全国に展開していく計画だ。 また、子宮内膜症の悪性化度を診断する経腟プローブを開発し、数年後のリリースを目指して治験を続けている。 子宮内膜症で生じるチョコレート嚢胞が卵巣がんになる確率は1%程度であるが、将来のがん化の懸念のため摘出手術が行われる場合が多い。 同社は奈良県立医科大学との共同研究で、悪性化を鑑別するバイオマーカーを発見、製品化に成功した(特許取得済)。 国内のPOCT市場において、 ほかにないプロダクトをリリース 対象市場と優位性 国土の狭い日本においては、血液検査は主に大規模な検査機関で集約的に行われている。 一方、国土の広い米国などでは、採取血液を運搬する間に血液が劣化してしまう恐れや運搬コストなどの問題により、医療機関ごとに行う例も多くある。 これを発達させたPOCTは、30年ほど前から米国で活用が始まった。 近年、日本でもPOCTの活用が増え始め、現在、年間8500万検体ほどのPOCT市場が形成されており(セルスペクト調べ)、大手系の2社とセルスペクトが参入している状態だ。 しかし、1滴の血液で主要8項目の検査を同時に行うことができるプロダクトを有しているのはセルスペクトのみ。 同社では、心筋梗塞やがんの状態を測定するマーカーも開発済み。 これらをPOCT装置に適応させ、より広範かつ重篤な病気の簡易的診断に貢献していく構えだ。 ちなみに、子宮内膜症は月経周期を有する女性の約10%、200万人ほどが罹患する。 これが先述した経腟プローブの対象市場となるが、類似製品を開発している競合は見当たらないそうだ。 学術分野の異なる専門家を1カ所に集め、 妥協せず議論、画期的な製品開発に成功! 事業にかける思い セルスペクト代表取締役兼CEOの岩渕拓也氏と取締役の小出和弘氏は、数年前まで岩手県で診断薬メーカーを経営していた。 日本でもPOCTが普及するだろうと感じていた二人は、同じ岩手県に立地する精密機器メーカー、株式会社アイカムス・ラボの片野圭二CEOと出会う。 そこで、診断薬と精密機器のそれぞれの技術を合体させ、オールインワンのPOCTプロダクトの開発を手掛けるプロスペクトの設立を決め、片野氏を社外取締役として同社に招いた。 そうやって同社を設立した岩渕氏ら3人は、次世代に求められる医療診断アイテムとして、低侵襲、小型化(高機動化)、医療個別化の3要素に注目する。 そして、疾患分子センシング(製剤学、免疫・生化学、材料物理学、IT)の横断的技術を駆使したデジタルメディカルアイテムの実用化に、ビジネスの方向性を定めた。 「化学や機械・電子工学、ソフトウェアエンジニアなど広範な専門家を揃えたのですが、当初はそれぞれ違う場所で要素技術の開発を進めたため、全体をまとめるのに苦労しました」と小出氏はスタート当初を振り返る。 学術分野が違うと、実験などの時間軸や思考法が異なるからだ。 そこで、一つの場所に全員を集め、議論しながら開発を進める体制に変更した。 「お互いに妥協せず意見をぶつけ合うようにしたことで、しだいに連携が取れ始めたのです。 この開発体制の再構築が、血液検査装置や経腟プローブなど、画期的な製品を生み出す原動力となりました」。 そうやって試行錯誤を乗り越え、設立から4年目を迎えた同社は、すでに海外の大手企業とも提携し、グローバル展開の目途もつけている。

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盛岡市新事業創出支援センター(M

セル スペクト

盛岡市は微細な加工品を作るサプライヤーが多く存在し、医療機器にも通じるということで、2014年、同市にセルスペクトを創設。 医療機器に関する各許認可を取得して事業をスタートさせた。 メインのヘルステック事業は「未病と医療費」をテーマに健診サイクルを無料で回せるフリーミアムを目指しており、そのためのPOCT(迅速に検査と結果を出す仕組み)を開発、指先から自己採血で行う小型装置の「ケンパス」では、医療機関と同様の数値測定は10分で、唾液検査では5分で結果が得られる。 従来の検査との違いは、熟練スタッフ、検査所、大型装置、検体の郵送が不要なことであり、診断薬も極小ですむので徹底的な合理化が可能となる。 現在、東北地方で展開する薬王堂と提携、店舗で健康イベント等を通じて情報サンプリングの実証活動を行っているが、収益モデル化には、例えばグーグルのようにITプラットフォームをつくり、健康データを集めて付加価値を付けることが肝要だ。 ビッグデータとなって自治体はじめ各方面へ情報提供できれば、新しい予防医学、検査方法等に結びつき、医療費削減にもなるだろうと、岩渕氏は話す。 ヘルステック事業を成功させるには、検査機器の開発に加えダイアグノスティクス(診断学)も不可欠であり、数種類発見した臨床検査におけるバイオマーカー(病気を知るための生体内対象物)の実用化を、今まさに進めている。 一つは、子宮内膜症性腫瘍のがん化を判別するマーカーで、奈良県立医科大学産婦人科と共同研究、もう一つは、秋田大学医学部と行っている、がんの個別治療薬の診断方法最適化だ。 その他、JAXAや京都大学と共同実験しているストレスの定量的分析等、今後も医療機器からIT・ヘルステックへと、幅広く展開する予定だ。 番組を終えるにあたり講師は」これまで米国が主流だったバイタルデータを使った事業を、セルスペクトのような日本企業が世界へ伸びていく時が来ている。 講義タイムテーブル: スライド 時間 タイトル 00: 00: 00 最新医療機器ビジネス 00: 00: 44 シリーズ一覧 00: 01: 23 最新のバイオテック・メドテック(ヘルステック)分野の概念図(1) 00: 01: 52 最新のバイオテック・メドテック(ヘルステック)分野の概念図(2) 00: 02: 38 ゲストプロフィール 00: 03: 24 会社案内 00: 06: 55 当社の事業領域(1) 00: 07: 12 当社の事業領域(2) 00: 08: 14 サマリー 00: 08: 31 当社の事業領域(3) 00: 09: 03 医業パラドクス・考 00: 10: 36 医業パラドクス・考 -未病と医療費- 00: 13: 17 医業パラドクス・考「健康チェックをすれば公的歳費が減る」 00: 14: 40 医業パラドクス・考 00: 16: 24 健康ビッグデータ取得に用いる次世代POCTの開発と薬事申請に成功 00: 20: 32 MSA-2 Stick 00: 23: 43 ケンパスリーダーが実現させるプライマリケア無料化メカニズム 00: 24: 23 郵送型健診 vs ケンパス 00: 25: 42 健康ビッグデータで構築する産業利活用モデル 00: 28: 24 世界初の消費行動x健康情報プラットフォームによる健康ケアフリーミアムサイクル 00: 30: 22 健康データと医師との連携によるUserの行動変容と健康増進効果 00: 32: 14 決算書から推定されたユーザーデータの金銭的価値は10USD~100USD 00: 33: 09 SNSデータ vs ケンパス健康データ 00: 35: 23 世界初の消費行動健康情報プラットフォーム 00: 36: 48 健康ビッグデータを活用した収益化モデル 00: 37: 26 全国に広がる健康情報サンプリングネットワーク 00: 38: 22 2018年4月~ 健康チェック事業の風景 00: 38: 55 気づきによる健康寿命延伸サイクル 00: 40: 39 当社の事業領域(4) 00: 40: 46 プライマリケア分野における次世代POCTの世界的需要 00: 41: 11 MSA-2TMの流通戦略 00: 42: 13 MSA-2 Multi Simultaneous Analyzer 00: 42: 24 当社の事業領域(5) 00: 42: 28 臨床検査における低侵襲化への期待 00: 45: 19 平成29年度戦略的基盤技術高度化支援事業成業 PLS解析法による近赤外スペクトル定量法 00: 46: 36 TEAS Transvaginal Endometriotic cyst Analysis System 00: 47: 33 当社の事業領域(6) 00: 47: 40 プレシジョン・メディシン -どのお薬が、どのくらい効果的?- 00: 48: 27 セルスペクトx秋田県x秋田大学医学部 00: 50: 28 Biopyrrin is the stress marker that responses most quickly 00: 51: 53 医療機器単独事業からヘルステックIT事業へのシフト要因 00: 52: 42 セルスペクトのヘルステックベースドアプローチ 00: 57: 46 新時代のバイオベンチャー(4)まとめ 講師紹介: アシスタント:坂本 安代.

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血中のウイルス抗体検出 新型コロナ 研究用キットを発売 セルスペクト(盛岡)|Iwanichi Online 岩手日日新聞社

セル スペクト

概要 北海道大学大学院工学研究院の佐藤 久教授,セルスペクト株式会社の平野麗子研究員らの研究グループは,一度に多数のサンプル中の大腸菌数を早くて安価な上,簡単に測定できる技術の開発に成功しました。 大腸菌は本来,その名のとおり大腸の中に存在する細菌であり,自然界や食品には存在しません。 そのような大腸菌が河川や地下水,飲料水や食品に存在することは,それらが大腸の中にあるもの,すなわち糞便で汚染されていることを示しています。 ほとんどの大腸菌はヒトにとって無害ですが,糞便中には多種多様な病原菌が存在する可能性が極めて高く,糞便で汚染されたものを口にすることは好ましくないため,水や食品中の大腸菌数の測定が法律で定められています。 また,大腸菌数の調査結果が出るまで安全性を保証できず水や食品を出荷できないため,製品が汚染されているかどうかをできるだけ早く調査する必要があります。 現在,大腸菌数は寒天培地や液体培地を用いて測定していますが,従来の方法では結果を得るまでに24時間程度かかります。 研究グループは,大腸菌が持つ酵素を蛍光色素により高感度に検出することで,測定時間をわずか2時間に短縮することに成功しました。 また,蛍光強度は大腸菌数と比例するため大腸菌数も測定できるほか,一度に96サンプルも測定できるため1サンプルあたりの測定コストは約2円と非常に安価であることも特徴です。 なお,本研究成果は,2020年1月25日(土)公開の Science of The Total Environment誌に掲載されました。 詳細は マイクロプレートの写真。 1つのくぼみに0. 2mLの液体が入っており,大腸菌が存在するくぼみだけ青い蛍光を発する。 10ヶ月に渡る大腸菌数測定の結果。 新手法での測定結果は公定法の測定結果とほぼ一致。

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