君 が 僕 以外 の 人 を いつか 選ん で しまっ て さ 歌詞。 ポルノグラフィティの美しい歌詞10選(完全版)|生湯葉 シホ|note

思わず泣けてしまうUVERworldが歌うバラード曲を厳選して紹介

君 が 僕 以外 の 人 を いつか 選ん で しまっ て さ 歌詞

ただ、曲のタイトルが「いつかのメリークリスマス」というように、過去を振り返る僕がメインの内容で、あくまで現在の僕の哀しみを際立たせるために、過去の幸せなエピソードが綴られているといった印象です。 続いて、歌詞の簡単なあらすじについて見てみましょう。 クリスマスムードに包まれた街の中、君の欲しがっていた椅子を 閉店間際に急いで階に行った僕。 荷物をかかえて嬉しそうに電車にのり、君の喜ぶ顔を想像していた。 家に着いて、プレゼントを渡したら、君はとても喜んでくれた。 いつまでも2人一緒に・・・と思っていたクリスマスは過去の話。 僕は一人立ち止まっている中、幸せそうな顔で足早に通り過ぎていった ざっと、このようなストーリーになっています。 僕と君はとても幸せだったが、今は別れてしまった後。 昔の2人のクリスマスの思い出に浸り感傷的な気分になっている男の歌と言えます。 クリスマスプレゼントに椅子を選んだ意味とは? 歌詞の中でとくに気になるのが、「椅子」ではないでしょうか。 なぜなら、クリスマスプレゼントで椅子を贈るのは、かなり珍しいからです。 しかも、椅子を抱えて電車で帰っているというのも、印象的な光景ですよね。 では、なぜ椅子を買ったのでしょうか?この理由についてですが、 贈り物に生活感を出すことで悲しさを強調したかった のではと感じました。 幸せだった昔と、寂しい今を対比することで、歌に深みがでてくると思います。 この過去と現在のギャップが大きければ大きいほど、聴く者の胸にぐっと迫ってきます。 プレゼントが生活感溢れるものだと、余計にこのギャップが出てくるのです。 なかでも、椅子はTHE・生活感と言っても過言ではないでしょう。 君が座るはずだった椅子が家にあるけれど、もうそこに君が座ることはない・・・ なんて状況は、本当に辛く悲しいですよね。 ところで、生活感と言えば、2番の歌詞も印象的でした。 椅子を買って男が帰ったら、君はちょうど夕食を作っていたという描写が、また幸せそうな様子がでて良いですよね。 悲しい内容のサビとの対比になります。 2人の別れの原因とは? さて、もうひとつ気になるのが、あんなに幸せそうな2人だったのに、なぜ別れることになったのか?ということです。 別れの原因については、歌詞には出てこないと思ったのですが、よく読むとひとつだけ気になるフレーズがありました。 それは、 がむしゃらに夢を追いかけた というフレーズです。 もしかして、男は歌手か何かを目指していて、がむしゃらに毎日夢に向かって頑張っていたのではないでしょうか。 そんな日々の中、徐々に彼女への意識が薄れていき、別れにつながってしまったのでは?と感じました。 彼女の存在が当たり前になりすぎて、かけがえのない人という意識が薄れてしまい、別れにつながるというケースは、現実に多くある話でしょう。 離れた時に初めてわかる彼女の存在の大きさ、でも気づいた時にはもうどうしようもない・・・本当に辛いですが、こんな話は実際に多くありそうです。 この歌詞に登場する僕も、そうだったのかもしれませんね。 いろいろ考察しましたが、考えるたびに深みが出てくる内容で、作詞をされた稲葉浩志さんのスキルの高さに感動です。 簡潔に歌詞解釈の内容をまとめると、 歌詞の概要:幸せだった頃のことを思い出し、感傷に浸る僕。 君はもういない 椅子の意味:プレゼントに生活感があると、より歌詞に悲しさが出る 別れの原因:僕ががむしゃらに夢を追いかけたから となります。 個人的な感想ではありますが、あなたの好奇心が少しでも満たされれば、嬉しいです。 また「別の解釈がある!」などご意見あれば、コメント頂けると幸いです。

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B’z「いつかのメリークリスマス」 歌詞の意味

君 が 僕 以外 の 人 を いつか 選ん で しまっ て さ 歌詞

時間は有限で 永遠みたいな嘘で 儚い人生の一瞬に きみがいて つまらない世界を 「つまらないね。 」て笑って 肩を寄せ合う 少し寂しい二人がいた きみもぼくと同じくらい悪い人でよかった 明日もまた 生きていたい 君を好きでよかった コメント• おおピノキオだ! -- 名無しさん 2016-08-26 22:45:14• おひさですー -- かのん 2016-08-26 22:53:45• 追加お疲れさまですっっ!! -- 櫻宮 2016-08-26 23:31:10• 追加おつです! -- 名無しさん 2016-08-27 08:42:16• いい曲や -- 名無しさん 2016-08-27 09:31:16• 「儚い人生を一緒に」ではなく「じんせいの一瞬に」ですよ~~ -- 名無しさん 2016-08-27 13:23:24• ああ〜しゅき -- クソレズ 2016-08-27 14:22:49• 最初から飛ばすな -- 名無しさん 2016-08-27 16:38:34• 「暗がりで呼吸してる」ではなく「呼吸をしてる」ですね。 -- 名無しさん 2016-08-27 20:43:21• なんでこんな歌詞書けるかな・・・ -- 名無しさん 2016-08-27 22:17:17• 最後どういう意味なのかな? -- あばばばばば 2016-08-28 00:35:08• こんなん反則や -- 名無しさん 2016-08-28 10:45:32• 最高 -- 名無しさん 2016-08-28 16:33:53• いつもと違う曲調…と思ったけど、歌詞がいつものピノキオピーだった。 アルバム楽しみ! -- 名無しさん 2016-08-29 07:40:47• 無理に良い人を演じなくていい相手って貴重だよね -- 名無しさん 2016-08-29 19:35:58• 最後泣いた -- 名無しさん 2016-08-30 13:19:34• ピノキオさんほんと好き -- 名無しさん 2016-08-31 16:21:42• なんか歌詞読んだだけで汚いモノが流れていくように涙が出た -- 名無しさん 2016-09-02 12:38:02• 歌詞見ただけで泣ける。 特に最後 -- 名無しさん 2016-09-03 16:32:47• ああ、いい曲だ。 ココロが浄化されるかのよう。 -- 艦羅 2016-09-03 21:36:05• 好きだぁ あなたへのおすすめ独走中 -- かのん 2016-09-03 21:45:48• ラスサビで鳥肌と共に涙が出てくる、、 -- 兎空 2016-09-04 10:31:32• 仕事が早い -- 名無しさん 2016-09-05 14:42:35• 気に入った -- 名無しさん 2016-09-05 19:55:56• 一度目は曲の雰囲気に泣いて、二度目は歌詞の雰囲気に泣いて、三度目は歌詞の意味を理解して泣いた -- 名無しさん 2016-09-07 01:05:54• 「時間は有限で 永遠みたいな嘘で」からすごく好き、沁みる… -- モノクロ 2016-09-07 09:16:24• 最近のピノキオピーほんと良曲ばっかだな -- 名無しさん 2016-09-08 22:03:37• ラスサビの盛り上がったとこで泣いた。 「僕」は人間じゃないんだろうか… -- 名無しさん 2016-09-27 16:35:24• 悪いふたりだけど、きっと世界一幸せなふたりだ。 -- 名無しさん 2016-09-29 22:21:34• ピノキオPさんの歌は心に響くっていうかなんていうか染み込んでくる歌詞 -- 名無しさん 2016-09-30 23:51:43• 最後の一つだけ残る音が好きです -- 友華 2016-10-01 09:43:16• 題名からして好き。 美しい -- 名無しさん 2016-10-09 15:13:06• なんか、涙出てきた。。。 自分と重ね手しまって。 それにしても歌詞好きだなぁ -- 名無しさん 2016-10-09 17:29:41• 好きな人のことを思い出してしまう -- きのこ 2016-10-10 21:49:18• -- 名無しさん 2016-10-13 22:55:21• 生きていたいのとこがすごく好き -- 名無しさん 2016-11-18 01:33:45• 「まるで初恋のように」がすごく好きです。 浄化されました…素敵な曲 -- 名無しさん 2016-12-27 16:10:59• 投稿からずっとちょくちょく聞いてます。 些細な日常の良い事をこんな優しい歌詞で表現できてしまう、曲が愛に包まれてるような印象を感じました。 聞いてると気持ちが暖かくなります。 -- 名無しさん 2017-02-02 04:59:50• なにげないの小さな幸せの描きがトテモ好きで、それでいてメロディがやばい。 大好きなうた -- 元太 2017-04-05 10:46:30• 最後のサビがかなりポップでありながら教会での結婚行進曲に聞こえるの私だけ? -- 名無しさん 2017-04-06 05:31:33• 題名から、「んっ(・-・?)」ってなってたけど、曲聞いて一変…………。 すごいいい曲。 -- 不正直。 2017-04-06 11:57:10• どちらか一方だけが神様みたいないい人であるより、互いに傷付け合いながらも一緒を選ぶ二人の方が美しいと思う。 ピノさんってバラードもいけるんだね -- 名無しさん 2017-05-10 07:43:30• ^いやいや、傷つけないように努力しましょう 投稿 -- ふぇるふぃ 2017-05-12 11:40:26• 努力しても傷つけてしまうことはあるけど、それでも寄り添いあえるようにしたい。 -- 名無しさん 2017-05-25 22:35:11• ^どうでしょう。 必ずしもそうだと僕はおもわないけど。 二人共健康な精神を持ってるなら、ね -- 名無しさん 2017-06-03 05:59:45• 私の中で1番いい曲! -- 中村夏希 2017-11-16 18:47:24• この曲聴いてると何故か涙出る -- 真梨々 2017-11-24 16:44:51• 全ボカロ曲の中で一番歌詞に共感した シンプルなメロディと優しい調声も歌詞を引き立てていて好き -- ぬだ 2018-04-04 21:49:53• やっば。 勝手に状況思い描いて泣きそうになった。 -- 名無しさん 2018-10-10 18:27:51• 良い曲で泣きそうです!心にしみますね。 -- 夜月幸猫 2019-02-24 17:57:05• ああ、微笑ましい笑 -- 名無しさん 2019-04-16 18:39:19• この曲好き。 -- 名無しさん 2019-05-13 21:08:52• 彼氏彼女友達いてもいなくても日々が充実していてもいなくてもだれが聴いても心にスッとくる -- 名無しさん 2019-05-13 21:10:24• 中学高校の合唱コンとかでこれ歌ってたら自分泣くわ -- 名無しさん 2019-06-25 21:21:33• 最後の最後まで盛り上がってこんなに楽しくて暖かくて切ない曲って他にはないて -- 名無しさん 2019-07-16 03:48:00• 「中学高校の合唱コンとかでこれ歌ってたら自分泣くわ」に滅茶苦茶共感出来ます。 というか今中三ですが、これ合唱コンで本っっっっ当に歌いたい曲。 -- 名無しさん 2019-09-23 15:09:05.

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しょーのブロマガ

君 が 僕 以外 の 人 を いつか 選ん で しまっ て さ 歌詞

原作者の・アシマン氏は、エジプト生まれの人小説家で、現在大学院センターで、を教えている方です。 幼い頃、エジプトと間で起きた政治的衝突の影響で、 家族とともにエジプトを追われイタリアに移り住んだ経験があり、その時の経験を書いた自伝『Out of Egypt』で高い評価を得ました。 本作を含めて、複数の作品を発表していますが、日本で翻訳された作品は今作が初めてです。 本作を観ると分かる通り、アシマン氏は 自分のルーツであるというファクターを作品に取り入れており、作品世界を語るうえでの重要な要素として上手に落とし込んでいます。 本書は エリオの一人称で物語が進み、彼の心情描写が細やかに描かれているので映画の内容を補完したい方にとてもおススメです。 作者は、今回の映画ににゲイのカップル役で登場しているのですが、本人はゲイではないそうです。 【スタッフ・キャスト】 本作のメガホンを取ったのは、『』や『胸騒ぎの』などを手掛けた 監督です。 その言葉通り、さまざま欲望を抱えたキャラクターたちの人間模様と、その欲望が成就する瞬間の、そしてその顛末を丁寧に描くことに定評のある監督です。 その手腕を買われ、次回作では監督の 『』のリメイクを手掛けることが決まっています。 本作で脚色を務めたのは『モーリス』や『』で監督を務めた、 氏です。 アイヴォリーが自分の監督作以外で脚本を担当するのは初めてだったそうなのですが、その卓越した力で、 の最優秀脚色賞を受賞しています。 (ただアイヴォリー氏は、本作で主演二人の下半身の露出がない事に不満も持っているそうです。 ) 本作で主人公のエリオを演じたのは、新鋭の です。 『インター・ステラー』で主人公の息子役を演じるなど、若くして高い演技力を見せてきたシャラメ君ですが、意外にも本作が初めての主演作だったそうです。 高学歴でピアノまで見事に演奏できるこの才人は、初主演ながら実に堂に入った演技力で、青年の繊細な恋心を表現していました。 エリオが恋心を寄せる大学院生・オリヴァーを演じたのは『』や『コードネームU. E』などの。 爽やかさと色気を兼ね備えた文句なしの男前でありながら、その演技は実に細やかで、一瞬の表情で感情をしっかりと表現していました。 【】 94点/100点満点中 今作は原作の空気感をとても大事にしながら、小説の世界を忠実に映像化してています。 ただ原作の物語をトレースするだけでなく、映像でしか伝えられない描写も巧みに加えられていて、とてもよくできていました。 原作からの省略も実によくできていて、小説版よりも胸にこみあげる切なさが増しています。 一夏の恋を経て青年が大人になっていく物語としてまとめ上げた脚色力は、間違いなくに値するものだと思います。 劇中で流れるスフィアン・スティーブンスの『Mistery of Love』も、歌詞とメロディーが本作のロマンティックで切ない物語に見事にマッチしていました。 静かながらも確かに変わっていく、エリオとオリヴァーの関係。 そして主人公の心の揺れ動き。 何気ないシーンの美しさは、実に映画的魅力にあふれており、後世まで語られる映画になるのではないかと思わせるほどでした。 以下ネタバレあり 【原作との比較】 原作は、青年期の思い出を大人になったエリオが語る回顧録的な作品なのですが、今回の 映画版は現在進行形で物語が進みます。 ストーリーは原作小説にかなり忠実に作られており、原作をきちんと準えて作られていますが、小説から端折られた部分もいくつかあります。 特に大きく省かれているのは、2人が別れてから数十年後、中年になったエリオとオリヴァーが再開するシーンです。 今作は、そのような2人のその後の物語は描かず青年期の物語だけでまとめています。 他にも、エリオとオリヴァーが近づくきっかけをくれるの少女・ヴァミ二や、タイに滞在していた経験を本にまとめた詩人のエピソードなどが原作から端折られています。 それでも原作の根幹はブラさずにきっちりとまとめられており、巧みな脚色力をみせてくれています。 それに合わせて、古典文学者だったエリオの父の設定も、美術史学者に切り替えられています。 【原作からの改良点】 上にも述べた通り、今作は原作と趣向を変え2人の青年の別離の物語として仕上げています。 そのことがよく表れているのが、 エリオが桃で自慰行為をした後のシーンです。 エリオは、の形をオリヴァーのお尻の形と重ね合わせ、に似た形の桃で自慰行為に及びます。 )このシーン自体は小説にもあるのですが、オリヴァーにその行為がバレた後のエリオの振る舞いが小説と映画版で少々異なっています。 小説では、エリオが桃で行為に及んだ知ったオリヴァーが、その使用済みの桃にかぶりついきます。 エリオは最初は嫌がっていたものの、桃を食べてくれたオリヴァーを見て、自分を受け入れてくれたことが嬉しく涙を流します。 エリオにとって涙を見せることは精液を見せることと同等の恥ずかしさがあるので、それだけオリヴァーに心を許していることの表れでもあります。 対して映画版では、オリヴァーが桃を食べる前にエリオが彼を止め、泣き出してしまいます。 もちろんオリヴァーに痴態を知られた恥ずかしさによる涙でもありますが、その涙には オリヴァーの気持ちが離れていってしまうことへの怯えも感じられました。 オリヴァーとの別れの時が近づいていることを薄々と感じていたエリオは、 オリヴァーが遠い地に行って自分への思いが冷めていく怖ろしさを、この時擬似的に感じたのでしょう。 原作の描写も好きなのですが、映画版は一夏の儚い恋の物語として仕上げているので、この描き方はとても良かったです。 また、 原作においては少々存在感の薄かった母親が、映画版ではエリオのよき理解者として描かれていました。 エリオとオリヴァーに2人きりでお別れ旅行に行かせることを提案したり、オリヴァーと別れ悲しむエリオの肩を優しくさすってあげたりと、原作では父の陰に隠れていた母の優しさがしっかりと描かれていて良かったです。 【「あとで!」】 オリヴァーは、人と別れる時「さよなら」や「チャオ」ではなく、必ず「あとで」という言葉を使います。 オリヴァーの口癖である「あとで」というセリフ。 この短い言葉にエリオは魅惑され、彼のことが気になって仕方なくなります。 「あとで」は返答としては実に曖昧で、相手に謎めいた印象を与える言葉です。 そして、その曖昧さは彼の研究する彫刻にも通じています。 劇中でエリオの父が言うように、 彫刻は曖昧な曲線美によって、見る人の欲望を挑発します。 オリヴァーの 「あとで」という口癖もそれと同じで、曖昧さによってエリオの欲望を強く刺激するのです。 また「あとで」という言葉は、これからの先行きを不明瞭にするセリフでもあります。 いつかこの関係が終わってしまうのだと心の内では分かっていながら、その未来に目を背け愛し合ったオリヴァーとエリオを象徴する言葉とも言えるでしょう。 【話すべきか死ぬべきか】 17歳のエリオは精神性がまだまだ未熟なため、オリヴァーに 自分の想いを知ってほしいという気持ちと、オリヴァーに自分の気持ちを悟られてはならないという気持ちのな2つの感情が渦巻いています。 故に、バレーボールで遊んでいる際、オリヴァーから突然触れられた彼は、気持ちを悟られたくないという思いと急に触れられた驚きから、彼を避けるような態度を取ってしまいます。 しまいには、幼馴染のキアラを彼と結ばせようとし、逆にオリヴァーの機嫌を損ねてしまうこともありました。 ある日、エリオの母がとある本を朗読します。 その本は若い姫と騎士の物語で、姫を愛してしまった騎士が、愛の告白に踏み切ることが出来ず姫にこう訊ねるのです。 「話すべきか、死ぬべきか」 その言葉に感銘を受けたエリオは、思い切ってオリヴァーに思いの丈をぶつけます。 といっても、直接的な告白でなく 「本当に大事なことは何も知らないんだ」という婉曲的な告白なのが、エリオらしくとても可愛いです。 どうしてそんなことを話したんだと訊ねるオリヴァーに「君は知るべきだと思ったから」「君に知ってもらいたかったから」とエリオは答えます。 エリオは自分の気持ちを押し殺すのではなく、話すことを選んだのです。 【愛する気持ちと臆病さ】 エリオとオリヴァーが初めて結ばれた夜、オリヴァーはエリオに対し「、僕は僕の名前で君を呼ぶ」と申し出ます。 自分の名前で互いの名を呼び合うという行為は、男女間ではなかなか成立するものではなく、 愛し合う同性同士でしか成し得ない特別な愛の交わし方です。 エリオはこのやり取りによって、今まで感じたことのない新たな境地へとたどり着くのです。 しかしながらまだまだ未熟なエリオは、自分が新しい境地に入ってしまったことに怯えを感じてしまいます。 2人が体を交わした次の日の朝、エリオは 昨晩の自分の行為に言いようのない罪悪感を覚えます。 一線を超えてしまったことの恐怖と、後戻りが出来なくなったことへの不安に襲われたのです。 そしてエリオはオリヴァーに対し再び素っ気ない態度を取ってしまいます。 オリヴァーはエリオの態度に困惑し、エリオがまだ自分の事を好きなのかを確かめる為、そして自分の気持ちを伝える為に彼にをしてあげます。 そして明くる日、オリヴァーに一緒にいたくてたまらなくなったエリオは彼の元へと向かい「会いたかった」と伝えます。 そんなエリオに対しオリヴァーは、「僕は何も後悔したくない」「僕は苦しみたくないし、君にも苦しんでほしくない」と言い、やさしく愛の言葉をささやくのでした。 互いの思いが共鳴し合ったこの時、2人だけの世界が出来上がったのです。 【エリオとオリヴァー、そして】 エリオが抱くオリヴァーへの慕情は、突然芽生えたものに見えて、意外としっかりと段階を踏んでいます。 最初はオリヴァーが首に下げているを見た瞬間の 人としての同胞意識から始まり、父と対等に意見を交わし合う彼の博識さに惹かれ、そしてオリヴァーの言う「あとで」という言葉に魅了されズルズルと深みに入って行きます。 対するオリヴァーも、エリオの取るそっけない態度に興味をそそられていき、エリオから想いを伝えられると彼の情愛も燃え盛ります。 オリヴァーは早い段階からエリオの恋心に勘付いていたのですが、エリオが自分と結ばれる事で後に苦しんでしまう事を恐れ、その好意に見て見ぬ振りをしてきました。 エリオはオリヴァーのとる素知らぬ態度に振り回されてきたのですが、彼もまた似たような振る舞いで他者を傷つけています。 その相手とは幼馴染で恋人のです。 エリオは確かにのことを好いていたのですが、その好意は オリヴァーに向けられるような狂おしい愛情とは異なり、相手を冷静に見たうえで生まれる親愛さです。 彼はのから向けられる愛に気づきながらも、オリヴァーへの情愛から、彼女の想いには目を背けてきました。 エリオがからの好意を見て見ぬ振りする態度は、オリヴァーがエリオに向けてきた態度そのものといえるでしょう。 の好意に素知らぬふりを続けた結果、エリオは彼女と別れることになります。 ですが、エリオがオリヴァーと別れた後、傷心のエリオのもとにが駆け寄り、振られた側にも関わらず優しく接してあげ、これからも友達でいることを約束してくれます。 このシーンは映画オリジナルなのですが、とエリオの恋模様の着地点としては一番良かったと思います。 【苦しみを受け止める】 オリヴァーがアメリカへと帰ってしまい、彼とと別れた悲しみをどうにか忘れ去ろうとするエリオでしたが、そんな彼に父が優しく語り掛けます。 実は父もエリオと似たような経験をしており、だからこそ 息子が抱える喪失感が理解できるのです。 父はエリオに対し、「自然派洞察鋭く、我々の最も弱い点を見出す」「放っておけば自然に直るものを早く治すため、 心の一部をむしり取ってしまえば、心が空っぽになり、新しい相手と関係を始めようとしても、相手に与えられるものが何もない事になってしまう」「私は苦痛をうらやましいとは思わない。 しかしお前が苦痛を感じていることをうらやましく思う」と告げます。 エリオと同じような経験をし、その苦しみを受け止めてきた父だからこそ、人の痛みが分かるようになり、今の妻と巡り合い、エリオが生まれ、そして息子にこんな言葉をかけてあげられるのでしょう。 の象徴であるを見た瞬間から始まったエリオの恋は、の祝祭であるの日に終わりを告げます。 エリオの元にオリヴァーから婚約したという連絡が来たのです。 エリオが「エリオ…」と呼び掛けると、オリヴァーも「オリヴァー…」と答えますが、2人の想いは変わっていなくとも2人の関係は変わってしまったのです。 作中で引用されるの 「万物は流転する」という言葉の通り、2人は決して元のような関係には戻れなくなってしま ったのでしょう。 原作では、エリオとオリヴァーがクリスマスに再会し、オリヴァーから直接結婚したという報告を受けるのですが、映画版では再開はせず電話での結婚報告となっていました。 これによって、エリオが二度とオリヴァーと会えないということが強調されています。 映画版は徹底してエリオを突き放しており、 それだけエリオが乗り越えるべき苦しみを重くしています。 電話を切ったエリオは暖炉の前に行くと、悲しみを押し殺さず涙を流します。 17歳のエリオは、こうして胸の痛みを知ることで大人へと成長していくのです。 nyaromix.

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